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「娘に都会ではできない経験をして欲しいと思い引っ越しを決めました。オフィスビルと人間関係に振り回さ
れることだけがすべてではないと知って欲しかったんです。」
そう話すのは、丸山 哲央さん。
15 年住んだ関東を離れ、家族 3 人で哲央さんの実家もある鹿児島に移住した。

新居は粹家創房以外考えられなかったという丸山さん夫妻。
玄関に入ってすぐ、壁一面に飾られた写真たちが目に留まる。
「祖母の家が写真館だったこともあって、写真を飾る習慣があったので、そのための空間は絶対欲しいと思
っていました。目的に合わせて希望を話しやすいことも粹家創房さんの魅力ですね。」
と熱心に話すのは妻の淳子さん。

家族写真は遠方の写真館まで家族で撮影に行くそうだ。
仲の良さそうな雰囲気の写真たちから、家族の繋がりを感じられた。

「一緒の空間にいるけど、家族がそれぞれ自分に合った生活を送れるような家にしたいと思っていました。」

リビングを見下ろすロフトは、彼女の読書スペースになっている。
棚にきれいに並んだ本には、手作りのしおりが挟まれ、大事に読まれていることが伝わってきた。
これからも哲央さんと淳子さんの 2 人に見守られながら、宝物のような本に囲まれ、すこしずつ成長していくのだろう。